都市対抗野球、決勝戦
横浜市の三菱重工Eastが勝っても
仙台市のJR東日本東北が勝っても初優勝だそうです
おぉ!黒獅子旗を持ち帰るのはどちらなのでしょうか
試合に先立ちまして
始球式
これまでの試合前にも毎回
キッズなどによる始球式があり、グランド内で練習をする姿が見られました
決勝戦では、毎年、都市対抗野球にご縁のある
有名な元選手の方がマウンドに上がる印象
昨年はたしか宮本慎也さんがいらしていて、
呼ばれる前から常にバックネットフェンス前にスタンバって、
ちょこちょこお顔が見え隠れしながら周囲の関係者や記者、応援席にまで笑顔で挨拶し、
登場する直前には始球式に備えて軽くキャッチボールする姿が見られました
ところが、今年は
決勝戦の始球式はやらないんだ?と思うほど
この辺りにいるはずという場所に気配はあれど姿は見えず
髪の毛の先の方さえ、メガネフレームの端っこ1ミリすらも姿を現さず
会場アナウンスで名前を呼ばれて、ようやく登場したのは古田敦也さん
なんかまた一段階、古田を嫌いになりました
古田すまんな!そういうとこ以外は好きだぜ!
古田さんは
社会人野球時代のユニ姿で投げておられました
隣にいる方はパラオ在日大使ピーター・アデルバイさん
毎年、日本野球連盟からパラオの子どもたちに
グラブやバット等の野球道具を寄付しており
決勝戦開始の前に目録を手渡すセレモニーがあります
パラオの子どもたちが野球大好きになり野球選手を目指し
信頼する仲間たちと幸せな人生を歩みますように
さて試合は
JR東日本東北のヒットから開始!
この瞬間から、私も会場も、
あぁJR東日本東北が勝つんだと感じていたものです
黄色のH
ヒットの文字が出て嬉しかった
しかし
三菱重工Eastも強いです
肉体の完成度は当然のこと、打撃が強い
試合全体を通して打順による波がなく、俺たちが打つターンがずっと続く印象
先制点は三菱重工East
背番号3の人がいる場所へ戻って点が入るの図を何度も見ることになります
背番号3の人がランナーお迎え係なんだなと誤解するほど
この先しばらくは
数字の3を見たら何かが起きると
脳が覚えてしまっているでしょう
お帰り係を任せられている背番号3の下山悠介選手
5回の表、
JR東日本東北が点数を取るチャンスが来た時の場面を私はずっと忘れません
ワンアウト満塁でタイムがかかって
3塁走者のJR東日本東北の周東選手、金沢龍介選手は
ベンチ前の円陣のところまで戻ってこられます
お前が打つだろ?俺は必ず帰ってくるからを伝えます
3塁に戻りしなに、味方選手のヘルメットをかぶった頭を
片腕で抱きしめるようにして何か言葉をかけ鼓舞していました
だから本当に帰ってきた
浅めのフライだったから、タッチアップからのチャレンジは結構ギリギリで
きっとアウトになる可能性が高かったけど
どっちにしろやらないといけなかった
仲間と約束しましたもんね
その約束通りにホームに帰ってきた金沢選手!
足が速くてヘッスラして審判がセーフの判定
いつだって活躍する姿で応えてくれる金沢選手かっこいい鳥肌でた
これに勢いをもらって
さらにもう1点、2点と取ってくれる気がしていました
ずっとこれまでそうだったから
三菱重工Eastの応援席の一体感と
巨大な魚のようなうごめきと大声援!
右を向いた白い巨大な魚に見えます
昨日より一回り大きく成長し躍動ています
勝利の瞬間、ベンチから駆け出す三菱重工Eastの選手たち
ジャンプする選手たち
大人の男の人が人生で
こんなに高く飛び上がって喜びを表現する場面ってあるでしょうか
おめでとうございます
閉会式
優勝チームの三菱重工Eastに黒獅子旗が授与されます
遠くから見ても美しくてカッコいい黒獅子旗
ドラマチックで印象的な場面が非常に多い12日間でした
三菱重工Eastの選手の皆さん、
初優勝おめでとうございます
撮り直しの効かない最高の瞬間をビタッと収める
胸が熱くなります
プロの方の写真、本当にいい写真だなぁ
来年の公式ガイドブックの表紙になるやつ
第95回都市対抗ハイライト&インタビュー7/30 決勝
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JABA公式
大応援団に向けての監督の言葉がカッコいいです
いつも力を届けてもらってばかりなので、
今日はチームを代表して私から皆さんに贈ります
都市対抗優勝、皆さんおめでとうございます!
こんな言葉が言えますか!